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■7■ 乳房が張って痛いのですが、どうしたらいいのでしょうか?
避難所生活をされていたり、あるいはご自宅にいらっしゃっても後片付けに追われていたりして思うように授乳ができず、乳房が張ってきて、痛みもあり、心配されているのですね。
このような状況下では、授乳に時間をかけることがなかなかできないため、授乳間隔があきすぎてしまったことが原因の1つになることがあります。
乳房に痛いところがある、赤くなっているところがある、しこって痛いところがあるなどの症状がある場合、乳管がつまって母乳が流れにくくなっていると考えられます。困難な状況が続き、疲れていらっしゃるのでしょう。働きすぎや疲れているサインですので、赤ちゃんと一緒に横になるようにして可能な限り休息を取ってください。
授乳する直前に可能であれば熱い蒸しタオルをあてたり、使い捨てカイロや熱湯を入れた小さいびんを使ったりして痛みやしこりのある部分を温めると効果的です。痛みやしこりのある部分が温かいうちにやさしくなでて、すぐに授乳してください。痛みのあるほうの乳房から赤ちゃんに飲ませます。つまっているほうに赤ちゃんのあごがくるような方向で飲ませてみましょう。
避難場所にいる場合はなかなかできないかもしれませんが、寝たままで飲ませる、床に座って飲ませる、フットボールのように脇に抱いて飲ませるなど、赤ちゃんの位置をいろいろ変えてみる方法もあります。そのときはお母さんと赤ちゃんの体が平行に向き合っているか、赤ちゃんが首をひねったり、頭を後ろにそらしたりして乳頭だけを吸うかたちになっていないか注意してください。乳輪の部分をできるだけ深く含ませると、全部の乳管から母乳を吸い出すことができます。 (『だれでもできる母乳育児』128〜130ページより抜粋)
張って痛いときはなるべくひんぱんに、少なくとも2時間ごとに授乳しましょう。おっぱい
をどんどん飲んでもらうと、張りが楽になります。前述の乳管がつまっている場合の対処方
法と同様に、授乳の前に温かい蒸しタオルを当てて少ししぼると張りすぎが治まることもあ
ります。
授乳と授乳の間は氷のう(氷水を入れた袋)などで冷やして、腫れをとることもできますが、
氷がなかなか手に入らない場合は、キャベツの葉が入手できるなら洗って堅い芯をとり、乳
頭用に穴をあけ、ブラジャーの中に入れて直接乳房にあてましょう。2〜4時間でキャベツ
の葉がしんなりしてきます。乳房が楽になるまで、授乳と授乳の間は新しい葉で湿布しまし
ょう。
乳房が張りすぎていると、赤ちゃんが適切に乳房に吸いつけないのでトラブルの原因となる
ことがあります。最初に手か搾乳器でしぼって張りをやわらげておくといいかもしれません。
(同53〜54ページより抜粋)
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