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■8■ 疲れて乳腺炎をおこしました。母乳はやめたほうがいいのでしょうか?
被災されたあとの毎日はさぞかしたいへんなことでしょう。この状況下で疲れて乳腺炎にかかったのではないか、そのような母乳を飲ませ続けていいのかと心配なさっているのですね。
乳房に痛いところがある、赤くなっているところがある、しこって痛いところがある、など
の症状がある場合、乳管がつまって母乳が流れにくくなっていると考えられます。この症状
に加えて、発熱や流感のときに感じるような症状(疲労感・けん怠感など)があった場合は
乳腺炎です。時には家族のだれかが風邪やインフルエンザにかかったときに、乳腺炎にかか
る場合もあります。
乳腺炎だからといって、授乳をやめることはありません。乳腺炎にかかったらすぐに治療を
始める必要があります。乳房を温める、可能な限り休息を取る、赤ちゃんにどんどんおっぱ
いを飲んでもらう。この原則をすぐ実行すると、特別に薬を飲まなくても乳腺炎は治る場合
が多いです。 (『だれでもできる母乳育児』128、131ページより抜粋)
(原則の詳細は「■7■乳房が張って痛いのですが、どうしたらいいのでしょうか?」の項をご覧ください)
蒸しタオルや温かいシャワーが使えないときは、「使い捨てカイロ」を使って乳房を温め、乳房が温かいうちに授乳するか搾乳しましょう。ただし、乳腺炎の後期には、すぐに授乳したり搾乳したりできないときに温めると悪化することもあるので、ひんぱんな授乳を心がけ、心配なときはすぐ医師に連絡を取りましょう。
24時間たっても熱が引かないときや具合がよくならないときは、医師の診察を受ける必要
があります。薬の処方を受け飲み始めても、休息を取ることと、赤ちゃんにどんどん授乳す
ることは続けてください。研究の結果、乳房をたびたび吸ってもらって循環をよくしたほう
が治りやすいこと、乳腺炎にかかっているお母さんの母乳を飲んでも赤ちゃんには何ら害の
ないことがわかっています。(同131ページより抜粋)
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